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Song of myself by Walt Whitman [ことば]

I celebrate myself, and sing myself ・・・Walt Whitman

I celebrate myself, and sing myself,
And what I assume you shall assume,
For every atom belonging to me as good belongs to you.

I loafe and invite my soul, I lean and loafe at my ease
observing a spear of summer grass.

My tongue, every atom of my blood, form'd from this soil, this air,
Born here of parents born here from parents same, and their parents the same,
I, now thirty-seven years old in perfect health begin,
Hoping to cease not till death.

Creeds and schools in abeyance,
Retiring back a while sufficed at what they are, but never forgotten,
I harbor for good or bad, I permit to speak at every hazard,
Nature without check with original energy.
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(日本語訳)

ぼくはぼく自身をたたえ

ぼくはぼく自身をたたえ、ぼく自身をうたう、
ぼくが身につけるものは、君も身につけるがよい、
ぼくに属するいっさいの原子は同じく君にも属するのだから。

ぼくはぶらつき、魂を招く、ぼくはのんびりともたれ、ぶらつき、
夏草のとんがった葉を見つめる。

ぼくの舌、ぼくの血のあらゆる原子は、この土、この空気からできていて、
この地で親から生をうけ、親もまた、そのまた親も同様に生をうけ、
ぼくはいま37歳、申し分なく健康で、出発する、
死の時まで止むことのないように願いながら。

教義や学派はほうっておき、
そのままでよしとして、ただ記憶にとどめながら、しばらくは引き下がり、
ぼくはとにかくかくまってやる、危険をかえりみず語らせてやる、
本然の活力をもった融通無碍のわが本性に。

原文・日本語訳とも 亀井俊介・川本皓嗣 編 『アメリカ名詩選』  (岩波文庫) より。
こちらに詳しい解説が載ってるので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
アンドリュー・ワイエスの絵が表紙で、そちらも とても印象的です。
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アメリカの大学には、Poetry (詩) の授業があるんですね。 日本にもふつうにあるのかな?
私の通っていた大学にはなかったので、とても新鮮でした。

この詩は、短期留学してたときに出会った 数少ないアメリカ人の友達からおしえてもらった
とても思い出深い一節。 こちらの日本語訳も大好きで。

エナジーに満ちあふれてて、声に出して読むたび 元気が湧いてくる!
私自身、37歳手前ということもあってか、共感度もますますUP[グッド(上向き矢印)]
自信をなくしたとき、グイグイ背中を押してくれます。

Gina ありがとう。
タグ:Walt Whitman
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